デジタル領域での機敏な立ち回りも、競合他社を突き放す大きな要因だ。メタバースプラットフォーム「Roblox」上で展開されるサンリオワールドは、世界中の子どもやティーンエイジャーが日常的に集うバーチャル空間として定着した。
さらに、人気VTuberグループとのクロスオーバー企画や、デジタルコレクティブルの限定展開など、Z世代より若い「α世代(アルファ世代)」を見据えた施策が手堅く収益化している。物理的なグッズを売るだけでなく、デジタル空間でのアバターアイテムや体験型コンテンツで利益を抜くモデルが稼働し始めたことで、営業利益率は従来のキャラクタービジネスの枠組みを超えた水準に達している。