車椅子のたたみ方は力任せNg!一瞬で畳む正しい手順と車載術

車椅子のたたみ方は力任せNg!一瞬で畳む正しい手順と車載術

車椅子のたたみ方は力任せNg!一瞬で畳む正しい手順と車載術にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

「手順通りにやっているつもりなのに、途中で突っかかって全く動かない」という事態に直面した際、焦って無理やり押し込むのは絶対に避けてください。フレームの歪みや樹脂パーツの割れを引き起こし、高額な修理費用が発生するだけでなく、走行中の脱落事故にもつながりかねません。現場の修理相談で最も頻発している車椅子 たためない 原因は、以下の4点に集約されます。

原因1:フットレストが数ミリだけ下がっている
最も多い盲点が、フットレストの跳ね上げの甘さです。一見すると持ち上がっているように見えても、完全に直立位置まで上がっておらず、左右のプレート同士がわずかに干渉しているケースが多発しています。カチッと止まる位置まで完全に跳ね上がっているか、触って確認してください。

原因2:座面シートの下にクッションや私物が挟まっている
利用者の座り心地を改善するために敷いている「褥瘡(じょくそう)予防用クッション」や、座面裏のベルクロ(マジックテープ)、あるいは背面ポケットに詰め込んだ医療証ケースや厚手の上着が挟まり、フレームの収縮を阻害しているケースです。折りたたみ前には、座面上のクッションは必ず取り外す必要があります。

原因3:背折れ金具のロック解除レバーが固着している
経年劣化や雨水・泥の侵入により、背折れジョイント内部のスプリングやピンが錆びつき、レバーを引いてもピンが抜けない状態です。この場合、レバーを引きながら背もたれパイプを前後に軽く揺すると、引っかかっていたピンが外れやすくなります。

原因4:左右のブレーキ状態がチグハグになっている
車輪を寄せる際、片方のブレーキだけが解除されていてもう片方がロックされていると、車輪の転がり抵抗に左右差が生じ、クロスフレームが斜めにねじれて噛み込んでしまいます。作業時は「両輪しっかりロック」が原則です。ただし、畳み終えた後に狭いスペースへ押し込む際には、車椅子 ブレーキ ロック解除を行って車輪を転がせる状態にするなど、シチュエーションに応じた使い分けが求められます。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。