ロビンの絶望の根底には、わずか8歳のときに故郷を焼き尽くされたオハラの悲劇があります。考古学の聖地オハラで育ったロビンは、最年少で考古学博士となった天才少女でした。しかし、考古学者たちが探求していたポーネグリフ(歴史の本文)と「空白の100年」の研究は、世界政府が最も恐れる国家機密に触れてしまいます。
島は海軍の無差別艦砲射撃「バスターコール」によって壊滅。学者たちのリーダーであるクローバー博士や母オルビアを目前で虐殺されたロビンを救ったのが、元海軍本部中将ハグワール・D・サウロでした。
サウロは青キジ(クザン)に氷漬けにされながらも、泣きじゃくる幼いロビンに生きる希望を託します。
「海は広いんだで……いつか必ず、お前を守ってくれる『仲間』に出会える!」
「苦しいときは笑うんだ。『デレシシシ!』ってな!」
以後20年間、裏切りと孤独の逃避行を強いられ、「悪魔の子」として誰からも存在を拒絶されてきたロビン。エニエス・ロビーの屋上でルフィたちの姿を見たとき、彼女はようやくサウロの予言した「本当の仲間」に巡り会えたことを悟ったのです。