形は描けているのに「紙のように薄っぺらく見える」「立体感が出ない」という場合、原因は陰影の付け方とエッジの処理にあります。薔薇 立体感 コツを掴むためには、花全体をまず「1つの大きな球体」として捉える視点が不可欠です。
光源が左上にある場合、花びら1枚1枚の影を描く前に、花全体の右下部分を大きくグレーで落とします。その上で、以下の3つのポイントを追加していきます。
第一に、「オクルージョンシャドウ(隙間の影)」の配置です。花びら同士が密着している根元や、渦の中心深くには光が届きません。ここへ最も濃いシャドウ(アンビエントオクルージョン)をピンポイントで落とし込むと、画面に強烈な奥行きが生まれます。
第二に、「花びらのフチの厚み」を描くことです。花びらは厚みゼロの紙ではありません。外側にめくれたエッジ部分に細いハイライトや明るいトーンを残すことで、植物特有のみずみずしい肉厚感が表現されます。