変化は駅の改札内だけにとどまらない。周辺の街並みを歩けば、工事現場のシートや新しくオープンしたおしゃれなカフェの看板が目に入る。長年放置されていた昭和期のオフィスビルや港湾倉庫が、次々とデザイナーズホテルやコワーキングスペースへと生まれ変わっているのだ。
外資系ホテルチェーンや国内の新興ホテルブランドが、このエリアへの出店を加速させている。地価の上昇率は大阪市内でもトップクラスを記録。不動産アナリストによれば、「本町や難波に比べて割安感があり、かつ海に近く解放感があるため、海外のリモートワーカーやクリエイターの長期滞在拠点として選ばれている」という。港町特有のレトロな風情を残しつつ、現代的な洗練が融合する独自の街並みが形成されつつある。