この商品を企画・販売していたのは、茨城県鉾田市に拠点を置く有限会社磯山商事です。同社は激辛レトルトの金字塔「18禁カレー」シリーズでヒットを飛ばした実績があり、そのスピンオフ企画として激辛ポテトチップス「18禁チップス」を市場に投入しました。
パッケージには「18歳未満の方は食べないでください」「辛さに弱い方は絶対に口にしないでください」という警告文が明記されていました。しかし、これは酒類やたばこのような法律に基づく年齢制限ではなく、あくまでメーカー独自の自主基準に過ぎませんでした。その結果、若者の間では「度胸試し」や「罰ゲーム」の恰好のネタとして消費され、パッケージの警告が逆に好奇心を煽る形となってしまった側面は否めません。
搬送騒動直後、世論の反発や安全管理への懸念を受け、大手流通チェーンでは店頭からの自主撤去が相次ぎ、メーカー側も一時的な出荷調整や販売見合わせを余儀なくされました。自主規制の形骸化とSNS時代の悪ふざけ拡散が、販売自粛へ追い込まれた決定的な理由でした。