連載終了時にヒロアカ最終話賛否両論の理由として挙げられた主な論点は、読者が抱いていた「最強のNo.1ヒーロー伝説」という期待とのギャップにありました。ヒロアカなんJ評価と考察を丹念に追うと、以下のような二極化した視点が存在していたことが分かります。
否定的な意見としては、「『最高のヒーローになるまでの物語』と語られていたため、圧倒的な力で君臨する姿が見たかった」「無個性に戻った期間の喪失感が切なすぎる」といった、伝統的なジャンプバトルの快感を求めた読者からの声が目立ちました。
一方で肯定派からは、「一人のカリスマに依存する社会構造の崩壊と再生を描ききった傑作」「『誰もが誰かのヒーローになれる』という第1話からのメッセージがブレていない」という高い評価が寄せられました。デクが特別だからではなく、誰もが手を差し伸べ合える社会を作ることこそが『ヒロアカ』の到達点であり、その文脈を読み解いた読者からは極めて高い支持を獲得しています。