Q1:1〜2個の薄い茶あざでも将来レックリングハウゼン病を発症しますか?
A1:単発または数個程度のカフェオレ斑からレックリングハウゼン病(NF1)を発症する可能性は極めて低いです。健常児の1〜2割に1〜2個のアザは自然に生じます。NF1の診断基準は「5mm超のアザが6個以上」であり、個数の基準を満たさない限り過度な心配は不要です。
Q2:なぜ生後すぐには目立たず、生後数ヶ月〜数年で数が増えるのですか?
A2:生まれたばかりの赤ちゃんの表皮は非常に薄く、メラニン色素の産生も未成熟なためアザが視認しにくいためです。生後数ヶ月から紫外線や皮膚の発達に伴ってメラニン色素の沈着が進み、皮膚面積が広がる過程で隠れていたアザが顕在化するため、「後から増えた」ように見えます。
Q3:レーザー治療は痛いですか?全身麻酔が必要になりますか?
A3:輪ゴムで弾かれたような強い痛みを伴います。範囲が狭い場合は麻酔テープや麻酔クリームなどの局所麻酔を使用して外来で行われますが、乳幼児で範囲が広い場合や顔面など動くと危険な部位では、安全を確保するために短時間の全身麻酔や鎮静下で照射を行う専門医療機関もあります。
Q4:健康保険でレーザー治療を受ける場合、何回まで適用されますか?
A4:カフェオレ斑(扁平母斑)に対するレーザー照射は、公的医療保険において「一連の治療につき原則2回まで」と定められています。それ以上の回数を重ねる場合は自費診療(自由診療)となるケースが多いため、照射計画については事前に主治医と綿密に相談してください。