実際に現地へ足を運ぶと、平日と週末のギャップに驚かされます。平日は川のせせらぎと鳥の鳴き声が響く穏やかなロケーションですが、休前日ともなると全国有数の過密キャンプスポットへと変貌します。
現場でキャンパーや車中泊利用者に話を聞くと、リアルタイムな混雑状況と環境の変化について切実な声が集まりました。
「金曜日の夜21時過ぎに到着した時点で、河川敷に乗り入れられる平坦なスペースはほぼ埋まっていました。土曜の朝6時には道の駅側の舗装駐車場まで満車になり、後から来た車が立ち往生してトラブル寸前になる場面を何度も見かけます」(30代・埼玉県からのソロキャンパー)
「道の駅かつらのトイレ清潔度は、指定管理者のスタッフさんが毎日懸命に清掃してくれているおかげで、公衆トイレとしては非常に高い水準を保っています。ただ、深夜に泥だらけの靴で入る人や、調理器具を洗面台で洗う人が後を絶たず、スタッフさんの負担を考えると申し訳ない気持ちになります」(40代・ファミリーキャンパー)
特に注視すべきは車中泊のマナー違反です。日本自動車連盟(JAF)や日本RV協会が啓発している通り、道の駅の駐車場は本来「過労運転を防ぐための休憩・仮眠場所」です。しかし、舗装駐車場にテーブルや椅子を広げて煮炊きをする行為や、キャンピングカーによる連泊など、明らかな目的外利用が後を絶ちません。現在、道の駅かつらでは警備員や町職員による夜間巡回が実施されており、悪質な利用者には移動を促す強い警告が行われています。