2026年のトレンドとして見逃せないのが、シニア世代を対象にしたデジタル体験プログラムだ。スクエア 荏原の会議室では、毎週のように「スマホ教室」の進化版である「メタバース散歩」が開催されている。VRゴーグルを装着した高齢者たちが、仮想空間上に再現された昭和の品川の街並みを歩き、思い出話に花を咲かせる。
「最初は機械操作に抵抗があったけれど、今ではバーチャルで世界旅行を楽しんでいるよ」と笑う80代の参加者。孤立を防ぎ、脳の活性化にもつながるこの取り組みは、行政と民間スタートアップの共同プロジェクトとして、全国の自治体からも熱い視線を浴びている。