MYLANといえば、目の覚めるような美しい色彩のシルクドレスや、上質なリネン素材を使ったリラクシーなリゾートスタイルを思い浮かべる人が多いだろう。しかし、今シーズンの彼らはそのイメージを心地よく裏切ってみせた。ブランドの根底にある「旅」や「自由」といったテーマはそのままに、金属のシャープな質感をプラスすることで、コンクリートジャングルである東京の街並みにも自然に溶け込む強さを手に入れたのだ。
この変化は、パンデミック以降のライフスタイルの変化とも深く結びついている。リゾート地だけで着る服ではなく、日常のあらゆるシーンで自己表現を楽しむためのギアとして、服やアクセサリーが再定義されている。その中心に位置するのが、今回の新しい試みだ。