トニックとは何?意味の原点からヘアケア・炭酸水の真相まで徹底解明

トニックとは何?意味の原点からヘアケア・炭酸水の真相まで徹底解明

トニックとは何?意味の原点からヘアケア・炭酸水の真相まで徹底解明に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

現在市販されているトニックウォーターを語る上で欠かせないのが、熱帯地域における植民地支配と感染症との闘いの歴史です。トニックウォーターの原材料とキニーネには密接な結びつきがあります。19世紀、熱帯地域に駐留していたイギリス海軍や軍隊は、致命的な風土病であったマラリアの特効薬として、キナの樹皮から抽出される極めて苦いアルカロイド「キニーネ」を服用していました。

しかし、キニーネはあまりにも苦味が強烈であったため、兵士たちは砂糖、炭酸水、ライムを混ぜて飲みやすく工夫しました。これこそがトニックウォーターの直接の誕生経緯です。さらに、軍人たちが配給されていた蒸留酒(ジン)をこれに加えたことで、世界で最も有名なカクテル「ジントニック」が考案されました。まさに「良薬は口に苦し」を克服するための生活の知恵から生まれた飲料なのです。

現代において、トニックウォーターはそのまま飲めるかという点については、もちろんそのまま極めて上質な大人向けソフトドリンクとして味わえます。柑橘系の爽快なトップノートと、舌の奥に残るほのかな苦味のバランスは、一般的なサイダーやジュースでは味わえない奥行きがあります。

ただし、健康志向の観点から必ず知っておくべき事実がトニックウォーターの糖分とカロリーです。一般的な製品には100mlあたりおよそ8〜9g前後の糖分が含まれており、カロリーは100mlあたり約35〜40kcalに達します。これは一般的なコーラや柑橘系ソーダと大差ない数値です。「炭酸水だから太らないだろう」と思い込み、水代わりに毎日何本も摂取すると、重大な糖分過多を引き起こすため注意が必要です。

都内オーセンティックバーのチーフバーテンダーへの取材で得られた、自宅でプロの味を再現するジントニックの美味しい作り方の黄金比は以下の通りです。

  • グラスと材料を極限まで冷やす:氷の霜を取るため、グラスに氷を入れてマドラーで回し、溶け出た水を一度しっかり捨てる。
  • ジンの香りを立たせる:ジン(45ml程度)を注ぎ、氷としっかり馴染ませてからフレッシュライムを軽く絞り入れる。
  • 炭酸を逃がさない注ぎ方:氷に直接当てないよう、グラスの縁に沿わせてトニックウォーターを静かに満たす(ジン1に対してトニック3〜4が目安)。
  • ステアは半回転のみ:炭酸ガスを飛ばさないよう、マドラーを底に差し込み、氷をそっと持ち上げるように1度だけ縦に動かす。
井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。