真木よう子を取り巻く状況が激変した最大の契機は、2024年2月に突如として巻き起こったSNS上のトラブルでした。お笑いコンビ・プラス・マイナス(当時)の岩橋良昌氏が、自身のSNS上で「過去に真木よう子と中島裕翔からエアガンで撃たれた」という趣旨の投稿を投下。これが瞬く間にネットニュースやまとめサイトへ転載され、未曾有の大炎上へと発展しました。
この告発に対し、真木よう子は自身のインスタグラムライブ等で「私は人をエアガンで撃ったことなど絶対にありません」「やっていないことをやったと言われるのは耐えられない」と涙ながらに完全否定。しかし、ネット上では面白半分に彼女を攻撃するコメントや人格攻撃が激化し、リプライ欄や掲示板は誹謗中傷で埋め尽くされる事態となりました。
騒動が過熱を極めた同年3月上旬、事態は最悪の局面を迎えます。真木よう子の公式インスタグラムに、意識を失い病院のベッドで点滴を受ける痛々しい姿の写真が、パートナーによって投稿されたのです。投稿には「重度の拒食症と意識障害」「連日の凄まじい言葉の暴力により精神的に崩壊した」という切痛な叫びが綴られていました。
報道各社の取材や関係者への確認によると、彼女は連日降り注ぐ悪意に晒され、食事も喉を通らない衰弱状態に陥り、急性ストレス反応から錯乱状態となって救急搬送されたとされています。法的な刑事告発や決定的な物証が提示されないまま、SNSの言葉の刃だけで人間が生命の危機に追い込まれるという、現代ネット社会の暗部を浮き彫りにした事件でした。