ネット検索で「イオンスタイル新茨木」を調べると、サジェストに「リニューアル」「閉店」「フロア改装」といった不穏な単語が並びます。昭和61年(1986年)に旧ジャスコ新茨木店として誕生して以来、約40年にわたり地域を支えてきた老舗店舗であるため、「そろそろ建替えや営業終了があるのではないか」と勘繰る声が上がったことが背景にあります。
取材班が現地確認および公式発表資料を精査したところ、完全閉店や事業撤退の計画は一切存在せず、実態は「現代の共働き世帯・シニア世帯に合わせた戦略的リニューアルの継続」です。かつてのフルライン型GMSから、日々の暮らしに特化した「イオンスタイル」へのリブランディングを経て、近年も各階で段階的な売り場再編が断行されています。
とりわけ反響が大きいのは、1階の食品フロアにおける冷凍食品専門コーナーの拡充と、出来立て惣菜を扱うデリカテッセンの刷新です。さらに、専用端末でバーコードを読み取りながら買い回り、専用ゲートで支払いを完了できる「レジゴー」の本格定着によって、会計待ちの行列が目に見えて緩和されました。老朽化を放置するのではなく、時代に合わせたデジタル投資と品揃えの最適化が行われているのが現場の真実です。