フォロワー数が少ない個人アカウントや、開設したばかりのアカウントであっても、投稿から数秒〜数分で英語コメントが飛んでくることがあります。なぜこれほど素早く、見知らぬ外国人アカウントが反応するのでしょうか。そこにはスパム業者が構築した明確なビジネスモデルと自動化の仕組みが存在します。
スパム業者は、Instagramの公開ハッシュタグ(「#photography」「#art」「#fashion」「#japan」「#travel」など)を常に自動巡回(スクレイピング)しています。投稿に人気のハッシュタグが含まれていた場合、投稿内容のクオリティとは無関係にボットが自動でコメントを投稿します。業者の狙いは、投稿者の「自分の作品を世界中に広めたい」「注目されたい」という承認欲求を刺激し、指定した有料プロモーション用アカウントへ誘導することにあります。