衆院選の大阪激戦区の中でも、全国的な注目を集めているのが中心部を抱える大阪1区の情勢です。ビジネス街と古くからの下町、タワーマンション群が混在する大阪1区では、都市型無党派層の比率が極めて高く、各党の政策論戦がダイレクトに票数へと跳ね返る傾向があります。ここでは、現職と元職、新人候補が入り乱れ、1万票前後の僅差で当落が分かれる大激戦が予想されています。
さらに勝敗の行方を決定づける最大のファクターが、公明党の大阪における推薦動向です。かつて維持されていた選挙区ごとの棲み分け関係が解消されたことで、創価学会員を中心とする強固な組織票がどの陣営に流れるのか、あるいは自主投票となるのかによって、当落ラインが大きく上下する構図となっています。
これらの状況を踏まえた大阪選挙区の当落予想では、全19小選挙区を完全制覇した過去の選挙と比較すると、複数の区で大接戦にもつれ込む可能性が極めて高いと分析されています。各陣営が擁立する大阪維新の会の候補者がどれだけ地元に密着した活動を積み増せるかが問われています。