揚げもみじ饅頭の生みの親は、宮島で明治45年(1912年)から続く老舗和菓子店「紅葉堂(もみじどう)」です。2000年代初頭、参拝客が宮島の街並みを歩きながら手軽に味わえる「出来立ての温かいスイーツ」を提供したいという強い情熱から開発がスタートしました。
誕生の背景には、もみじ饅頭の美味しさを再発見してもらいたいという職人の想いがありました。単に既存の饅頭を油に入れただけでは、油っぽくなったり生地が崩れたりするため、試行錯誤を重ねて専用の天ぷら粉(衣)を独自開発。串に刺してその場で揚げるスタイルを確立し、商標登録とともに2002年に正式発売されました。
今や「宮島を訪れたら絶対に外せない名物」として定着し、修学旅行生から外国人観光客まで幅広い世代の舌を唸らせています。