インタビューや数々の著書の中で、藤井氏は「音楽と経営は密接に結びついている」と語っています。オーケストラの中で周囲の音を聴き分け、指揮者の意図を汲み取りながら全体と調和する感覚は、組織マネジメントそのものです。
さらに、大ヒット商品となった「おくすり飲めたね」「らくらく服薬ゼリー」の開発にも、フルート奏者としての身体感覚が生かされています。人間がものを飲み込むときの喉の動きや息づかい、空気の通り道を感覚レベルで深く理解していたからこそ、「喉につっかえないゼリー状オブラート」という画期的な発想を具現化することができました。