パリ五輪以降、細かなポイントの積み重ねで変動する女子バレー世界ランキングにおいて、日本代表は常にトップ8圏内を死守し、上位進出のチャンスを虎視眈々と狙っています。トルコ、イタリア、ブラジル、アメリカといった世界屈指のメガパワーに対抗するため、女子バレー監督が掲げているのが「世界一のサーブ効果率」と「超高速トータルディフェンス」です。
近代バレーボールでは、相手のレセプションを崩さなければ2メートル級のミドルブロッカーに蹂躙されてしまいます。日本代表は徹底的なデータ分析に基づき、相手アタッカーの助走コースを潰す戦略的サーブを徹底強化。サーブで崩し、リベロの好レシーブからわずか数秒でサイドへ展開するトランジションアタックのスピードは、世界中のヘッドコーチ陣からも警戒されています。
ランキング上位国との直接対決で勝利を収めれば、大量のランキングポイントを獲得できる現行システム。1試合の勝敗が五輪シード権に直結するからこそ、監督の采配とベンチワークの精度がこれまで以上に試されています。