ダイワUsリートBの減配真相と基準価額|今後の見通しと本当の利回り

ダイワUsリートBの減配真相と基準価額|今後の見通しと本当の利回り

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ダイワUSリートオープンBコースの基準価額は、設定来の高値圏から大きく調整を続けてきました。多くの投資家が疑問を抱く「なぜこれほど基準価額が下がり、分配金が引き下げられたのか」という点について、大和アセットマネジメントの開示資料や市場環境から読み解く必要があります。

最大の要因は、ファンドが長年にわたり実施してきた「分配金の過剰払い出し」です。投資信託の分配金には、運用益から支払われる「普通分配金」と、投資家自身の元本を取り崩して払い出す「特別分配金(元本払戻金)」が存在します。いわゆるタコ足配当の状態が長期化すると、基準価額が恒常的に削り取られ、運用資産そのものが縮小していきます。

運用資産が小さくなれば、そこから生み出される配当収入の総額も減少するため、従来の分配水準を維持することは不可能になります。ダイワUSリートBにおける度重なる減配は、ファンドの資産健全性を保つための不可避な是正措置(分配金健全化)であり、無理な高配当路線のツケが回ってきた結果と言えます。

項目ダイワUSリートBの実態・データ一般的な健全投信の基準編集部の見解・評価分配金の性質特別分配金(元本取崩し)の比率が過去に頻発インカム収益・キャピタルゲインの範囲内元本が目減りし複利効果を完全に阻害純資産総額の推移最盛期の数兆円規模から大幅減(なお数千億円を維持)純流出が止まり右肩上がりで拡大資金流出は一服も、規模縮小による効率低下に注意為替リスク為替ヘッジなし(米ドル/円の直接影響を受ける)目的に応じたヘッジあり/なしの使い分け円高局面では基準価額が二重の打撃を受ける構造新NISA対応対象外(毎月分配型のためつみたて・成長枠ともに不可)成長投資枠またはつみたて投資枠に対応非課税メリットを享受できず税制面で不利
山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。