Q1:純資産1億円あれば、働かずに一生暮らしていけますか?
A1:支出水準と運用利回りに依存します。米国のトリニティ大学の研究に基づく「4%ルール」を適用した場合、1億円の資産から生じる税引前の取り崩し可能額は年間約400万円です。年間支出が300万〜350万円程度に収まる世帯であれば、資産を減らさずに生活を維持できる計算になります。しかし、家族構成の変化や医療費、インフレを考慮すると、完全に無収入となる完全リタイアではなく、週数日の軽労働などを組み合わせる「サイドFIRE」を選択する人が現実的です。
Q2:仮想通貨で1億円稼いだ場合、手元にいくら残りますか?
A2:給与所得などの状況にもよりますが、暗号資産で1億円の売却益を得た場合、所得税と住民税を合わせた実効税率は約45%〜50%近くに達します。そのため、手元に残る金額は約5,000万円〜5,500万円程度です。翌年6月以降に高額な住民税や予定納税の納付書が届くため、納税用資金を日本円の普通預金などで確実に別口座へ隔離しておかなければ、深刻な資金ショートを引き起こします。
Q3:普通の会社員が最短で億り人を目指すなら、どの銘柄を買うべきですか?
A3:特定の個別銘柄に全力投資して最短を目指す方法は、資産を失う確率も跳ね上がります。再現性を重視する場合、まずは新NISAの成長投資枠・つみたて投資枠を満額活用し、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(オルカン)やS&P500といった低コストの全世界・米国株インデックスファンドを主軸に据えるのがセオリーです。余剰資金の範囲内で、自らの調査に基づき競争優位性を持つ国内・米国の割安成長株をサテライト的に組み入れる手法が現実的な選択肢となります。