細木数子の六星占術なぜ社会現象に?大殺界の真実と後継者の現在

細木数子の六星占術なぜ社会現象に?大殺界の真実と後継者の現在

細木数子の六星占術なぜ社会現象に?大殺界の真実と後継者の現在についての疑問解決ガイドをご紹介します。

細木数子氏の最大の魅力であり、同時に最大のミステリーであったのが、その規格外の半生です。東京・渋谷のスタンドバーを営む家庭に生まれ、十代で銀座のクラブママとして頭角を現した彼女は、昭和の政財界フィクサーや興行関係者、裏社会の実力者たちと渡り合いながら莫大な人脈と財力を築き上げました。

ジャーナリストの取材や週刊誌報道、自著の手記などで語られてきた経歴には、常に毀誉褒貶がつきまといました。政界の大物・小沢一郎氏との関係、数億円に及ぶ墓石販売ビジネスを巡る霊感商法疑惑、そして島倉千代子氏の莫大な借金肩代わり劇など、数々のスキャンダルや裁判劇が世間を騒がせました。しかし、そうした「清濁併せ呑む圧倒的な凄み」こそが、机上の空論を語る一般的な占い師と彼女を一線を画す存在に仕立て上げていたのも紛れもない事実です。

晩年のインタビューで彼女は「私は占い師じゃない、人生の指南役だよ」と語っています。彼女が占いで見せていた人間洞察の切れ味は、単なる生年月日の計算結果ではなく、銀座の夜で幾多の男たちの栄枯盛衰を間近で見届けてきた「百戦錬磨の人生経験と観察眼(コールドリーディング)」に裏打ちされたものでした。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。