二人の出会いは、2001年の蜷川幸雄演出舞台『ハムレット』での共演に遡ります。当時28歳の篠原涼子にとって、名優として圧倒的な存在感を放っていた当時52歳の市村正親は、役者としても人生の先達としても大きな道標となりました。4年間の交際を経て2005年に結婚した際、24歳の年の差はワイドショーなどで大きな話題を呼びましたが、篠原は女優としてのキャリアを着実にステップアップさせ、市村は妻を誰よりも応援する愛妻家として知られるようになりました。
しかし、2020年の新型コロナウイルス感染拡大期、篠原がドラマ撮影に伴う家庭内感染を防ぐという名目で都内の別高級マンションへ一時的に居を移したことが、実質的な別居生活の引き金となりました。その後、2021年7月24日に双方の所属事務所を通じて正式に離婚が発表されました。
表向きのコメントで市村は「涼子との出会いは私の人生で最大の歓び」と称え、篠原も「父であり、背中を押してくれる先輩」と感謝を綴りました。しかし、当時週刊誌各社では、篠原の単身生活における交友関係や、多忙を極めるトップ女優としての独立心の高まり、そして70代を迎えた市村の健康管理や介護への懸念など、様々な憶測が飛び交う事態となりました。