マグロの寿命は何年?最高齢記録や泳ぎ続ける驚きの生態を徹底解剖

マグロの寿命は何年?最高齢記録や泳ぎ続ける驚きの生態を徹底解剖

マグロの寿命は何年?最高齢記録や泳ぎ続ける驚きの生態を徹底解剖についての真相をご紹介します。

自然界のマグロは一体どこまで生きられるのか。過去の学術調査や漁獲記録には、常識を覆す長寿個体のデータが残されています。

国際航洋水産資源研究所などの報告や国際機関(ICCAT等)のデータによると、北大西洋で捕獲されたタイセイヨウクロマグロ(大西洋クロマグロ)において、推定年齢35年〜40年超に達する個体が確認された記録が存在します。体重は600キロを超え、ギネス記録級の超巨大魚として学会でも大きな注目を集めました。

魚の年齢を科学的に特定する際、決定打となるのが頭部にある「耳石(じせき)」の年輪解析です。耳石は炭酸カルシウムの結晶でできており、樹木の年輪のように1年に1本ずつ微細な輪(日周輪・年輪)が刻まれます。近年の電子顕微鏡や微量元素分析技術の進展により、巨大マグロの耳石から30年以上の正確な年齢が次々と証明されており、外洋の過酷な環境下でも半世紀近く生き延びるポテンシャルが裏付けられています。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。