Web上の観光情報には書かれていない、現地で旅行者が陥りがちな「3つの典型的な落とし穴」が存在します。大三島観光を快適に楽しむためには、以下の現実を把握しておく必要があります。
第一の罠は、「大三島道の駅営業時間とランチ終了の早さ」です。都市部の商業施設感覚で「14時過ぎにゆっくりランチを食べよう」と多々羅しまなみ公園を訪れると、マハタ御膳などの看板メニューはすでに売り切れ、レストランのラストオーダー(通常15:00頃)が終了している事態に直面します。大三島の夜は早く、17時を回ると道の駅の売店はもちろん、島内の多くの飲食店がシャッターを下ろします。ランチは11:30〜12:30のコアタイムに確保するのが鉄則です。
第二の盲点は、「御島の柑橘争奪戦は午前中で勝負が決まる」という点です。道の駅御島の魅力である地元農家直売の柑橘類(紅まどんな、せとか、甘平、温州みかんなど季節ごとの品種)は、地元住民や島外のリピーターが開店直後の8:30から買い求めます。午後に訪れても棚がスカスカになっていることが多く、良質かつ割安な柑橘を手に入れたいなら、朝一番のスケジュールに組み込む必要があります。
第三の誤解は、「大山祇神社への徒歩移動の距離感」です。ネット上の地図検索で「多々羅しまなみ公園から大山祇神社まで歩けるのでは」と錯覚する観光客が散見されますが、両地点は約8km離れており、標高差のある峠道を越える必要があります。歩行は現実的ではなく、レンタサイクルでも約30〜40分の上り下りを要します。多々羅から神社へ向かう際は、路線バス(瀬戸内海交通)の時刻表を事前に確認するか、自家用車・レンタカーでの移動が前提となります。