近年の気候変動に伴い、水害への備えは日本全体で急務となっている。本館の展示室では、荒川が過去に引き起こした大洪水の歴史や、それを防ぐために築かれた堤防や水門の歴史が詳しく紹介されている。過去の教訓を未来にどう活かすかという問いが、生々しい資料とともに突きつけられる。
特に、ハザードマップの見方や、いざという時の避難行動をゲーム感覚でシミュレーションできるコーナーは、家族連れで真剣に取り組む姿が目立つ。楽しいレジャーの合間に、命を守るための知識を自然に持ち帰ることができる。これこそが、現代における博物館が果たすべき重要な役割なのだろう。