耳やヒゲがあるのに、なぜサンリオは「女の子」と言い切るのでしょうか。その理由は、ハローキティが単なる動物キャラクターではなく、「少女の擬人化(擬人化表現された人間)」だからです。
サンリオの広報担当者はメディアの取材に対し、「猫をモチーフにはしていますが、猫そのものではありません。スヌーピーが正真正銘の犬であるのに対し、キティは二足歩行で歩き、人間と同じように洋服を着て、フォークとナイフを使って食事をし、学校に通う女の子なのです」と説明しています。
サンリオの根底にあるのは「Small Gift, Big Smile」というコミュニケーションの思想です。キティが猫ではなく女の子であるのは、読者やファンにとって「飼い主とペット」のような上下関係ではなく、「対等な目線で寄り添ってくれる親友」であってほしいという強い願いが込められているからです。