彼のプレイスタイルを語るうえで外せないのが、ルーツに刻まれた濃密な音楽的バックボーンだ。両親がミュージシャンという環境に生まれ、幼少期からストリートダンスに没頭。その後、徳島から上京して出会ったジャズやファンク、ラテンミュージックの洗礼が、彼のドラミングに強烈な「タメ」と「切れ味」をもたらした。
シンコペーションの入れ方ひとつ取っても、一般的なロックドラマーの常識を軽々と踏み越える。特にキックペダルのコントロール技術は圧巻で、複雑なゴーストノートを織り交ぜながらベースの荒井和輝と強固なボトムを構築する様は圧巻。身体全体でリズムを捉えるダンサー的アプローチが、唯一無二のビートを生み出している。