「できたてのポップコーンはいかが?」というあの特徴的で愛らしいハイトーンボイス。その主を務めているのは、声優界のレジェンドである林原めぐみさんです。林原さんは1990年から2023年秋までの約33年間にわたり、3代目ハローキティ役として数え切れないほどのアニメ作品やテーマパークショー、キャラクターグッズの声を担当してきました。
自販機に収録されているキティちゃんポップコーン音源は、林原さんが演じるキティの黄金期に収録されたもので、明るく快活でありながら、どこか母性的な安心感を与える唯一無二のトーンが特徴です。林原さんが吹き込んだ声の抑揚とリズム感こそが、あのフレーズを国民的流行語に押し上げた最大の要因と言えます。
サンリオは50周年を迎えたタイミングでキティの声優交代を発表しましたが、全国に設置されているサンリオポップコーン自販機の多くは、メンテナンスを重ねながら林原さんのオリジナルボイスを維持した状態で稼働しています。世代を超えて「この声こそがキティちゃん」と直感させる強力なアイコンとして、いまなお全国の売り場で響き渡っています。