2017年のデビュー30周年を機に本格化した音楽活動の再開は、単なる懐古趣味のリバイバルにとどまりませんでした。彼女がステージに戻る引き金となったのは、帰国後にSNSを通じて届いた膨大なファンからの「もう一度マリちゃんの歌が聴きたい」「真理子さんの歌声に人生を励まされてきた」という熱狂的なメッセージの数々でした。
復帰以降のステージでは、アニメ『YAWARA!』のオープニングとして一世を風靡した『ミラクル・ガール』の突き抜けるような高音や、珠玉のバラード『ZUTTO』の深みを増した歌唱が惜しみなく披露されています。特筆すべきは、全盛期のキーや楽曲の持ち味を損なうことなく、円熟味を増したダイナミックな表現力で歌い上げている点です。会場に集まる往年のファンはもちろん、サブスクリプションサービス等で平成ポップスに魅了された若い世代からも熱烈な支持を受けています。