ネット掲示板やSNSでは、時に冷ややかな視線で「どうせ巨額のスポンサー契約を結んでいるから、PRのためにロッカーに並べているだけだろう」という声が散見されます。しかし、現場の取材を通じて見えてくる実情は、そうした商業主義的な憶測を覆すものです。
クラブハウスの個人ロッカーは、選手にとって戦場における唯一の「聖域」であり、完全なプライベート空間です。大谷選手は極めてストイックな性格で知られ、野球のパフォーマンス向上に直結しない余計な私物を身の回りに置くことを極度に嫌います。もし本当に肌に合わない、あるいはベタついて邪魔になるアイテムであれば、球団のカメラが入るからといって日常的に使いかけの状態で手の届く場所にキープすることはあり得ません。
さらに、チームメイトへの贈り物としてコスメデコルテの製品を選び、同僚の妻たちからも絶賛されたというエピソードは、彼自身が製品のクオリティに心底納得していることの動かぬ証拠です。提供されたものを儀礼的に飾るのではなく、「使ってみて確かな手応えがあったからこそ、ロッカールームの定位置に残り続けている」というのが真相です。
もうひとつの誤解は、「大谷選手と同じ化粧水を買えば、誰でもあの肌になれる」という短絡的な期待です。スキンケアは塗る順番や肌質との相性がすべてです。例えば、リポソーム美容液は「洗顔直後の無防備な肌」になじませることで後から使う化粧水の浸透を高める導入液ですが、これを一般的な美容液のように化粧水の後に使って「効果が感じられない」と嘆くユーザーが後を絶ちません。正しい知識を持たずにアイテム名だけで飛びつくことは、投資対効果を著しく損なう盲点といえます。