大正浪漫夢通りを語る上で欠かせないのが、舌の肥えた食通たちを唸らせるランチと食べ歩きグルメの数々です。
ランチの筆頭として圧倒的な存在感を放つのが、江戸後期の1807年創業を誇る老舗うなぎ店「小川菊(おがきく)」です。木造3階建ての趣ある建物は川越市の都市景観重要建築物に指定されており、受け継がれてきた秘伝の一子相伝タレで香ばしく焼き上げられる鰻重は、ふっくらとした肉厚の身と上品な脂の旨味が際立ちます。昼時は行列必至のため、店頭の発券機で早めに整理券を確保するのが鉄則です。
ランチの前後には、通り沿いでの気軽なテイクアウトも楽しめます。地元埼玉の小麦や厳選素材を使った手作りパン工房、手焼きの香ばしさが漂う焼き団子や煎餅店、季節のフルーツをふんだんに使ったスイーツなど、歩くごとに食欲をそそる香りに包まれます。食べ歩き用のマナーを守りつつ、ベンチや店先のイートインスペースで味わう時間は格別です。