コンビニ業界においてサラダチキンのシェアを争うファミリーマートとセブン-イレブン。両者の商品には、製法やターゲット設定において明確な設計思想の違いが存在します。
最も大きな相違点は「肉の質感」と「原料の産地表記」です。ファミリーマートの主力ブロックタイプは「国産鶏肉使用・国内製造」を前面に打ち出しており、繊維質が細かくしっとりとしていて、手で簡単にほぐせる柔らかさが特徴です。パサつきが苦手な人や、料理の具材として細かく割いて使いたい層に高く支持されています。
一方のセブン-イレブンは、しっかりとした弾力とジューシーな噛みごたえを重視しており、肉本来の塊感を味わいたい人向けに調整されています。また、ファミリーマートは「サラダチキンバー」のバリエーション展開に注力しており、ゼラチン等で成型したしっとり滑らかなスティック型チキンを好む若年層やオフィスワーカーの取り込みで一歩リードしています。