結論から明かすと、原作Web版においてマイン(マルティ)は完全に死亡しています。それも単なる肉体の死にとどまらず、転生や復活の余地すら残さない「魂の完全消滅」という、作中屈指の無慈悲な最期を遂げました。
一方で、メディアミックスの進行状況によって彼女の「現在のステータス」は大きく異なります。物語の媒体ごとの到達地点を整理すると、以下の通りです。
まず、物語が完結している原作Web版では「完全死亡」が確定しています。七星勇者の一人であるタクトと結託して母・ミレリア女王を暗殺するという大罪を犯した末、捕縛されて公開処刑台へと送られました。
次に、大幅な加筆修正と新規展開が追加された商業書籍版(ライトノベル版)においても、彼女の悪辣さは健在であり、世界を股にかけた暗躍の末に悲惨な末路を辿っています。書籍版では「神を名乗る存在」の眷属・尖兵としての側面がより色濃く描かれ、Web版以上の狡猾さを見せながらも、逃れられない破滅の連鎖に呑み込まれていきます。
そしてテレビアニメ版においては、第1期終盤での裁判によって本名を「アバズレ」、冒険者名を「ヴィッチ」へと強制改名させられる屈辱的な判決を受けましたが、現時点で放送されたエピソード内ではまだ死亡していません。生き恥を晒しながらも勇者たちの足並みを乱すべく裏で糸を引いており、視聴者が待ち望む「因果応報の決定打」は今後のアニメ続編へ持ち越されています。