インターネットの検索窓に社名を入れると目にする「最悪」「トラブル」といった不穏なキーワード。実際の利用者の声や口コミ掲示板の投稿を深層検証していくと、クレームの構造には一定のパターンが存在することが浮き彫りになってきます。
悪評として挙げられる事例の約7割は、「事前の申告漏れによる追加トラック手配のトラブル」または「接客サービスの温度差」に起因しています。訪問見積もりがないラクニエルでは、顧客自身が荷物リストを入力します。この際、押し入れの奥の荷物やベランダの不用品、解体が必要なベッドなどの登録を忘れると、当日のトラックに載り切らない事態が発生します。
現場スタッフは次の現場へ向かう分刻みのスケジュールで動いているため、契約外の荷物に対して「載りません」と機械的に断らざるを得ないケースがあり、これが「冷たい」「最悪の対応だった」という悪評に直結しています。一方で、正確に荷物を申告し、梱包を時間通りに終えていた利用者からは「無駄話が一切なく、20分で搬出が完了した」「テキパキとしていてプロの仕事だった」という極めて高い評価が寄せられています。
気になるトラブル補償対応についても、同社は運送業者貨物賠償責任保険に加入しており、最大1,000万円(1事故あたり)までの補償規定を設けています。万が一の家財破損や壁の損傷に対しても、標準引越運送約款に基づいた法的手続きが整備されています。ただし、骨董品や美術品、高額な電子機器の内部データなどは免責対象となるため、事前の申告と自己防衛が前提となります。