豊国神社は近年、社寺巡礼ファンのみならず、名刀ファンからも熱い視線を集めています。かつて豊臣秀頼が所持し、豊国神社に奉納されていた名刀「骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)」(現在は京都国立博物館に寄託)にちなんだ授与品や特別御朱印が用意されているためです。
話題の御朱印と授与品
豊国神社の御朱印は、秀吉公の神号である「豊国大明神」の力強い墨書と、豊臣家の家紋「太閤桐(五七桐)」の朱印が押印されます。通常の御朱印(初穂料300円〜500円)に加え、四季折々の限定切り絵御朱印や、骨喰藤四郎をあしらった特別御朱印、ひょうたん型のスタンプが愛らしい月替わり御朱印などが授与されています。受付時間は通常9:00〜16:30となっています。
豊国神社へのアクセス方法
京都市東山区の観光中心部に位置し、交通アクセスは極めて良好です。
- 電車利用の場合:京阪本線「七条駅」下車、東へ徒歩約8分。
- バス利用の場合:JR「京都駅」中央口バスターミナルより、市バス206・208・86系統などに乗車。「博物館三十三間堂前」下車、徒歩約5分。
- 徒歩周遊:隣接する京都国立博物館、方広寺、三十三間堂とは目と鼻の先であり、徒歩数分でセット巡礼が可能です。
阿弥陀ヶ峰「豊国廟」へのアクセスと注意点
神社から東へ約1.5km離れた阿弥陀ヶ峰(標高196m)山頂には、秀吉公が眠る「豊国廟(ほうこくびょう)」があります。山麓の太閤坦(たいこうだいら)から山頂の巨大な五輪塔までは、565段の急峻な石段が一直線に伸びています。登り切るには相応の体力が必要であり、雨天時や夏場はスニーカーなどの歩きやすい靴と水分補給が必須です。しかし、木漏れ日の中で石段を登りつめた先に現れる静寂に包まれた廟所は、京都屈指の神聖な空気感を漂わせています。