アベルの撤退と裁判の終結後、あいタウンは大きな方向転換を迫られました。空き店舗が長期化した1階部分には、その後新たな生鮮食品スーパー(「新鮮市場サカイ」等の地元密着型スーパー)が誘致され、市民の日常的な食の拠点は再建されました。
2026年現在、あいタウンは「商業オンリーのビル」から、「行政サービス・医療・福祉・地域コミュニティが融合した複合公共拠点」へと大きくシフトしています。
【あいタウンの主なフロア構成・テナント状況】
- 1階:食品スーパー・生鮮市場、ベーカリー、ドラッグストア・調剤薬局、ATMコーナー
- 2階:ファッション、日用品・雑貨、地域特産品ショップ、カフェ・軽食
- 3階:医療モール(内科・歯科・眼科など各種クリニック)、健康関連施設
- 4階:飯塚市の行政窓口・市民サービスコーナー、子育て支援施設、市民交流ラウンジ
- 5階・6階:会議室・ホール、各種カルチャーセンター、オフィス・団体事務所
飯塚市では、中心市街地活性化基本計画に基づき、あいタウンを「まちなか居住」を支える生活インフラとして再定義しています。商業単体での黒字化を目指すのではなく、行政機能や子育て支援センターを移転配置することで確実に人が訪れる動線を確保し、空き店舗の低減と街の回遊性向上を図る対策が進められています。