多くの人が「昔からずっとMサイズだから」と自己申告のサイズを選び続けていますが、ここに大きな落とし穴が存在します。大手インナーメーカーのフィッティング調査によると、約6割以上の女性が自身の適正サイズと異なるショーツを着用しているというデータが報告されています。
合わないショーツを履き続けると、ゴムによる色素沈着、お尻と太ももの境界線が崩れる「段差尻」、鼠径部の締め付けによる血行不良や冷えを引き起こす原因になります。これを防ぐためには下着サイズ正しい測り方を実践することが不可欠です。
ショーツのサイズ基準となるのは「ヒップ(臀部の最も高い部分の周囲長)」です。ウエストサイズではありません。測る際は、直立して足を揃え、メジャーが床と平行になるようにお尻の頂点を通る位置に当てます。決してメジャーを締め付けず、肌に自然に沿わせるのがポイントです。
- Sサイズ:ヒップ 82cm〜90cm
- Mサイズ:ヒップ 87cm〜95cm
- Lサイズ:ヒップ 92cm〜100cm
- LL(XL)サイズ:ヒップ 97cm〜105cm
境界線(例:ヒップ91cmなど)に位置する場合は、ヒップの立体感やお肉の柔らかさに応じて大きめを選ぶのが失敗を防ぐセオリーです。特に締め付けを嫌う場合やヒップが上がっている体型の方は、ワンサイズ上を選んでもずり落ちる心配はほとんどありません。
また、インナーウェア選び方における素材の見極めも重要です。汗をしっかり吸い肌への刺激が少ない「オーガニックコットン(綿)」、調湿性と肌触りに優れた「シルク」、運動時やアウターへの響きにくさを重視した「高機能化学繊維(ナイロン・ポリウレタン)」など、着用する目的と肌質に合わせて素材をローテーションすることが快適さを保つ秘訣です。