日本国内におけるモアサナイト人気の火付け役となったのはSNSだ。特にInstagramでは、太陽光の下で眩しく輝くリングの動画や、洗練されたコーディネート写真が連日シェアされている。「高見えする」「気兼ねなく毎日着けられる」というリアルなユーザーボイスが共感を呼び、モアサナイト婚約指輪を自ら指名買いするプレ花嫁が目に見えて増えた。
流通プラットフォームの広がりも目覚ましい。楽天市場などの大手ECモールでは専門ブランドが多数出店しており、1カラット相当の上質なルースを用いたプラチナリングが数万円から十数万円程度という現実的な価格帯で手に入る。同じグレードの天然ダイヤであれば100万円前後に達するサイズ感を、10分の1以下の予算で手に入れられるコストパフォーマンスは圧倒的だ。浮いた予算を新婚旅行や将来の資産形成に回すというライフスタイル重視の選択が、現代の若年層から絶大な支持を集めている。