歯列矯正の抜歯で顔が変わる?Eライン劇的変化と老け顔の真相

歯列矯正の抜歯で顔が変わる?Eライン劇的変化と老け顔の真相

歯列矯正の抜歯で顔が変わる?Eライン劇的変化と老け顔の真相の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

歯列矯正において小臼歯(前から4番目または5番目の歯)を抜歯すると、左右合わせて約14〜16mmものスペースが生まれます。このスペースを活用して前歯を後方に下げることで、唇が内側に引き込まれ、横顔や口元の印象が劇的に変わるのです。

特に「口ゴボ(上下顎前突)」や「重度の出っ歯(上顎前突)」に悩んでいた方にとって、抜歯矯正は鼻先と顎先を結ぶEライン(エステティックライン)の内側に唇を収めるための極めて有効なアプローチとなります。前歯が5〜7mm後退すると、上唇は約2〜3mm、下唇は約3〜4mm後退するとされており、横顔の突出感が解消されて顎のラインがシャープに際立ちます。

しかし、この「唇が下がる」という変化こそが、場合によっては「老け顔」を引き起こす諸刃の剣となります。唇は前歯によって裏側から支えられており(リップサポート)、前歯を下げすぎると皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなり、口周りのハリが失われてほうれい線が目立つ原因となるのです。顔が変わるという現象は、単なる骨の移動ではなく「骨格と軟組織(皮膚・筋肉・脂肪)のバランス変化」によって生じる必然的な結果といえます。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。