「自分の身体を自分で撮影して投稿しているのだから自由だ」という認識は、法的に完全な誤りです。日本の現行法において、ネット上への露出画像投稿には厳格な法規制が存在します。
第一に問われるのが刑法175条(わいせつ電磁的記録等送信頒布罪)です。不特定または多数の者が閲覧できる状態に性器や極端に露出度の高い画像を送信・公開した場合、2年以下の拘禁刑もしくは250万円以下の罰金、またはその両方が科されます。モザイクやぼかし処理が不十分な場合、警察による検挙事例は多数存在します。
第二に、公共の場所(公園、駐車場、商業施設など)で撮影を行う行為そのものが刑法174条(公然わいせつ罪)や各自治体の迷惑防止条例違反に問われます。過去の判例でも、深夜の無人に見える公園や非常階段であっても「不特定多数が認識し得る状態」であれば公然性が認められ、有罪判決が下されています。
第三に、他者の私的な性的一枚を無断で公開する行為は私事性的画像記録被害防止法(いわゆるリベンジポルノ防止法)の対象となり、3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金という極めて重い刑事罰が科されます。