事の発端は、2012年6月に開催された「第4回AKB48選抜総選挙」の直後でした。指原莉乃は当時の自己最高位となる4位に躍進し、まさにAKB48の次世代エースとして全国的な注目を集めていた絶頂期でした。その直後に発売された『週刊文春』が、彼女の過去の熱愛疑惑を大々的にスクープしたのです。
記事では、指原莉乃がAKB48の研究生時代(2008年〜2009年頃)に、知人男性と交際関係にあったとする元ファンの男性による告白が掲載されました。携帯電話のメール画面のやり取りやプライベート写真などが公開され、「恋愛禁止条例」を掲げていたAKB48グループにおいて前代未聞のスキャンダルとして瞬く間にネット上やワイドショーを席巻しました。
当時、ネット上では「選抜総選挙で投じられたファンの想いを裏切った」「即刻解雇すべきだ」という厳しい批判が殺到した一方で、彼女の飾らない人柄を知るファンからは擁護の声も上がり、賛否両論の嵐が巻き起こりました。トップアイドルとしての階段を駆け上がっていた彼女にとって、まさに芸能生活最大の危機でした。