ハート様の美青年設定を一気に世間へ定着させた立役者といえば、大ヒットパロディギャグ漫画『北斗の拳 イチゴ味』(原案:武論尊・原哲夫、作画:行徒妹、シナリオ:河田雄志)の存在を外せません。
本作では、聖帝サウザーを筆頭に南斗六聖拳の面々がシュールなギャグを繰り広げる中、ハート様はシンに心酔する忠実な部下として登場。時折見せる回想シーンや美青年時代の姿が異常なまでの美作画で描かれ、読者の爆笑と黄色い歓声を誘いました。
『イチゴ味』におけるハート様は、単なる巨漢の悪党ではなく、「シンのためなら命をも投げ出す忠臣」としてのキャラクター性が前面に押し出されています。凶暴性とピュアな乙女心が同居する独特のキャラクター造形が、現代のファンの心を強く掴む要因となりました。