学校選びにおいて、ネット上の噂や古い口コミだけで判断するのは非常にリスクが高い。愛知県立岩倉総合高等学校の実像を探るため、我々は校内取材と卒業生・在校生へのヒアリングを重ねた。歴史を紐解けば、岩倉市の地名とともに語られる幕末の政治家・岩倉具視の革新理念を思わせるように、同校は常に時代の変化に応じた学びの場を提供し続けている。
ネット掲示板では「自由な校風だが学習面はどうなのか」「就職に強すぎる反面、大学進学のサポートは万全か」といった疑問の声も散見される。しかし、実際のキャンパスに足を運ぶと、全く異なるリアルな姿が浮かび上がってくる。生徒各自が自立した目的意識を持ち、自らの履修計画を設計する姿は、従来の普通科高校には見られない活気に満ちていた。