紙の出版不況が叫ばれて久しいが、出版業界においてデジタル写真集の売り上げは右肩上がりを続けている。特に集英社や小学館といった大手出版社は、30代タレントのデジタル写真集を積極的にリリースし、怒涛のヒットを記録中だ。
昭和から平成にかけて主流だったイメージビデオのDVD販売中心のモデルから、スマホやタブレットで手軽に閲覧できる電子書籍への移行が大きな転機となった。紙の単行本よりも制作スピードが速く、世界中に即座に配信できる利点が、大人の購買層と完璧に合致した。「10代の頃からのファンが、大人になった彼女たちを再び応援する」という継続的な購買構造が、現在の高水準な売り上げを支えている。