今年のチームが全国のメディアから注目を集める最大の理由は、投打の絶対的柱の存在だ。プロスカウトが熱い視線を送る最速152キロの本格派右腕は、冬場のウェイトトレーニングとフォーム修正により、直球のキレと変化球の精度を一段上へと引き上げた。すでに複数のプロ球団が上位指名候補としてマークを続けている。
一方、打線の中心を担う4番打者は、広角に長打を打ち分ける天性のスラッガー。低反発バットの導入以降、多くの高校生スラッガーが飛距離の減衰に苦しむ中、下半身の主導によるシャープなスイングでフェンス越えを連発している。この投打の二大巨頭がチームの軸として機能していることが、今期の全国制覇を引き寄せる大きな要因となっている。