イタリアの名門家具ブランド「カッシーナ」をはじめ、世界のトップブランドとの協業においても、その存在感は群を抜いている。伝統と気品を重んじるヨーロッパの老舗メーカーが、なぜ日本のデザインオフィスに全幅の信頼を寄せるのか。
それは、佐藤オオキがブランドの歴史や文脈を深く理解した上で、思いもよらない角度から新しい解釈を提示するからだ。プロダクトデザインの域を超え、ブランドが持つ哲学そのものを鮮やかにアップデートしてみせる。この対話の深さこそが、世界中の名だたるクライアントを引きつけて離さない理由にほかならない。