名品選びにおいて、まず押さえるべきはChampion(チャンピオン)の「リバースウィーブ」だ。1934年の誕生以来、生地を横向きに使用することで縦縮みを防ぎ、両脇のエクスパンションガゼットで動きやすさを追求した構造は、スウェットの歴史そのものと言える。ヘビーウェイトな12オンス前後のタフな生地感は、着込むほどに風合いを増し、流行に左右されない絶対的な安心感を与えてくれる。
対極に位置するハイエンドな選択肢が、ジェリー・ロレンゾ率いるFear of God(フィアオブゴッド)だ。贅沢なドレープを生む上質なフリース素材、深く落としたドロップショルダー、計算し尽くされたリラックスシルエットは、スウェットを完全にラグジュアリーウェアへと昇華させた。ESSENTIALSラインを含め、世界中のストリートで熱狂的な支持を集め続けている。
王道のクラシックを選ぶか、現代的なドレープとカッティングを誇るラグジュアリーを選ぶか。自身のワードローブの軸に合わせてブランドを見極めることが、失敗しないための第一歩だ。