お餞別の書き方完全ガイド!のし袋・中袋の正しいマナーと相場まとめ

お餞別の書き方完全ガイド!のし袋・中袋の正しいマナーと相場まとめ

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贈答マナーにおける最大の落とし穴が、「目上の人物(上司、恩師、先輩)に対して『御餞別』という言葉を使ってはならない」という伝統的な規範です。

「餞(はなむけ)」という言葉は、古来より旅立つ人の馬の鼻先を行き先へ向けて見送った「馬の鼻向け」に由来し、「上の立場にある者が、これから旅立つ下の者へ旅費や食料を恵み与える」というニュアンスを含んでいます。そのため、部下が上司に向かって「御餞別」と書く行為は、礼儀に反するとみなされる歴史的背景があります。

上司や先輩の退職・異動に際して現金を包む(または記念品にのしを掛ける)場合は、表書きに「御礼」「御退職御礼」「感謝」といった敬意を示す表現を用いるのが正解です。

また、お札の用意にも決定的なルールがあります。お餞別には必ず「新札(ピン札)」を用意します。弔事(香典)では「不幸を予期していた」と受け取られないようあえて折り目のあるお札を使う慣習がありますが、お餞別などの慶事・門出では「前もって新生活の準備を整えて応援していた」という誠意を示すため、新札を包むのが正しいマナーです。中袋へお札を入れる際は、お札の肖像画が表側の上部に来る向きで揃えて納めます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。