Q1:フラッシュオーバーとバックドラフトは同時に起きることはありますか?
A1:同じ部屋で同一瞬間に起きることは基本的にありません。フラッシュオーバーは換気があり熱が蓄積された状態で発生し、バックドラフトは密閉されて酸欠状態の部屋に空気が入った際に発生するため、燃焼環境の条件が異なるからです。ただし、隣接する別の部屋でそれぞれ異なる現象が時間差で発生する危険はあります。
Q2:フラッシュオーバーが発生する時間は出火から何分くらいですか?
A2:建物の構造や室内の可燃物の量によりますが、気密性の高い現代住宅では出火からおよそ3分から8分程度で発生することが多いとされています。火災報知器が作動してから数分以内には避難を完了させる必要があります。
Q3:フラッシュオーバーを防ぐために家庭でできる対策はありますか?
A3:火災発生そのものを防ぐことが第一ですが、発生時の対策としては「住宅用火災警報器の設置・点検」「防炎認定カーテンや防炎シーツの使用(着火とガス発生の遅延)」「避難時に部屋のドアを閉めて酸素流入と延焼を抑える訓練」が極めて有効です。